ブロックチェーンとは?〜初心者入門編〜

ビットコインはどんなもの?

ここ最近私が最も気になっていて注目していることのひとつが「ビットコイン」と「ブロックチェーン」である。

ビットコインとは所謂仮想通貨の種類のひとつで、これを購入することでポイントが貯まり、それをお金の代わりに使えるというものである。

例えば、500円=0.00042862ビットコインで10,000ポイントもらえる。というようなものである。

日本ではまだまだ「ビットコインを購入してます。」という公な話はあまり聞かないかもしれない。使っている人を見たことがないかもしれない。しかし、少なくとも私の周りにいる外国人はビットコインを購入している人達が結構いるのが現実だ。

そして、2016年2月2日に44,946円だったのが2017年12月17日には2,264,965円にまで上昇し、最高値をつけるという事実があった。このわずか2年弱で約50倍になっているということである。ビットコインの詳しい推移についてはこちらを見てみよう。

多少なりともビットコインについて関心を持っている人は取引所であるbitFlyerという名前を聞いたことはあるだろう。

もちろん将来的な可能性を感じて稼ぎたい人が殆どだが、投資は大損失する可能性もあり、誰も何が起こるかわからない。「仮想通貨」という文字だけ見てもうさんくさい。

では、なぜそれでも人がビットコインを購入するのか。それはこの背景にあるシステムの革新的な技術に関心と期待を持っている人が多いのだ。

そこで、まずは初心者でもわかるようビットコインの技術である「ブロックチェーン」について解説しよう。

ビットコインに投資するしないは別としてもこの技術のアイデアは知っていた方が良い。将来この技術があらゆるところで使われていくことでしょう。

ブロックチェーンという技術は何か?

ビットコインの基幹技術になっているデータベースをブロックチェーンという。要はビットコインはこのブロックチェーンという技術を使用しているということだ。

この技術の開発者の名前はSatoshi Nakamotoとなっているが、その人物が実際に存在するかどうかは不明である。名前からすると明らかに日本人の名前だが、実は仮名でイギリス人ではないかという噂もあるが定かではない。

このデータベースはブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。一度記録すると、ブロック内のデータを変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、P2P(Peer to Peer)ネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。

P2Pとは、複数の端末間で通信を行う際の構造のひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは、通信技術の一分野を指す。

つまりは複数の人とある条件の中でインターネット上で繋がって通信ができる技術のことである。

インターネットなどオープンなネットワーク上で、高い信頼性が求められる金融取引や重要データのやりとりなどを可能にする「分散型台帳技術」がブロックチェーンである。

全員の合意の基で形成される

情報システムの多くは、業務アプリケーションとデータベースをそれぞれに保有し管理されている。

一方、ブロックチェーンは分散型台帳技術と呼ばれ、データベースの一部(台帳情報)を共通化して、個々のシステム内にひとつの台帳情報を保有できる。つまり、世界中で使用している個々のシステムがひとつの台帳だけでみんなで情報の共有ができるということだ。

コンピューターで言うと今までのような主体になる管理者であるサーバー、すなわち中央集権的な管理形態とは異なる新しいシステムである。台帳情報をネットワーク上の全員で共有するため、全体の合意形成を行う。そうした合意を行う方法が「コンセンサスアルゴリズム」という。

アルゴリズムとは、数学、コンピューティング、言語学等において、問題を解くための手順をパターン化した形で表現したものを言う。「算法」と言われることもある。

アルゴリズムは正しくその解(数値や言語)を得るための具体的手順および根拠を与える。

コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。
分散型台帳は合意形成のために各ユーザーにデータが与えられる。

では、なぜサーバーのような主となる存在がなくユーザー同士の情報共有や決済のやりとりが可能なのか?

それは、ノードと呼ばれる各端末が対等に直接通信するからである。既存の決済システムのようにサーバー側で情報を集約して管理する場合には、そこが障害時の弱点(単一障害点)となっていたが、ブロックチェーンの場合にはユーザー全員が同じ情報を持っているため、複数のノードに障害が発生してもシステムを維持することができる。要はみんなで支えている台帳なのである。

中心となる管理者がいないのに、なぜ不正や偽造の心配が無いのか?

ブロックチェーンでは、公開鍵暗号技術によって電子署名を用いて相手との安全な取引を実現したり、台帳情報の共有による取引の透明性とプライバシー保護を両立できる。その代わり、一度記録したデータを変更することはできない。

では、今後どのようなことでこの技術が使われるのか?
わかり易い例をいくつか挙げてみよう。

ブロックチェーンの技術を利用したサービス

1.ショッピングや金融取引がネット上で簡単にできる。
インターネットなどオープンなネットワーク上で、高い信頼性が求められる買い物、金融取引や重要データのやりとりなどが可能になること。ショッピング等が簡単にできる。

2.中間業者がいらなくなる
流通で例を挙げると、ひとつの商品が世間に出て売れるまでにどのサービスも
生産会社⇒倉庫会社⇒卸会社⇒販売会社
というようにいくつもの会社が関わっている。この流れの中で商品の管理の仕方は各会社ごとにバラバラだった。そこで会社と会社間に入る第三者機関(仲介役)が必要だったのが今までである。
しかし、ブロックチェーンを使ってひとつの台帳を使用すればコストのかかる第三者機関を立ち上げずに偽装や改ざんを防ぐトレーサビリティー環境を整備することが可能になる。

3.書類が不要になる
契約の自動化の実現も可能になる。契約行動をプログラム化し、自動的に実行しようとする仕組みを「スマートコントラクト」と言う。スマートコントラクトはブロックチェーン上で動くエージェント・プログラムで、特定の条件を満たした場合に契約を行うなど、さまざまな業務処理を記述することが可能である。

4.海外送金でかなりかかっていた送金手数料がほぼかからない
現状、少なくとも普通に日本の銀行から海外の銀行へ送金するのに手数料を4000〜5000円は払っている。それは海外の口座の銀行と送る側の日本の銀行以外に中間銀行をいくつか経由して送金相手の銀行口座に送金されるので、その中間手数料がかなりかかっていたのである。ブロックチェーンの技術を使えばその手数料はほぼかからない。かかるとしても約10円程度である。しかも少なくとも今までは1〜2週間は送金にかかっていたのが、ビットコイン送金だと金額が即日で反映される。

5. 不動産がビットコインで購入できる
海外には既にいくつかあったが、日本でも不動産事業などを手がけるJITホールディングスが2017年9月11日、ビットコインやイーサリアムで不動産が購入できる「ビットコインで不動産決済サービス」をスタートしている。
不動産の仲介手数料のみならず、不動産の物件代金においてもビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨で決済することが可能になる。

2018年2月現在、一度最高値をつけ868,937円まで暴落をして、更に話題となり注目されているビットコインだが、正直、将来どうなるかは誰もわからない。しかし購入前にまだまだ調べて勉強してみる価値がありそうだ。まずは過去の相場変動チャートについて自分で確認してみよう。ちなみに今人気があるのが日本最大のビットコイン取引所bitFlyer。購入をしなくてもアカウントを取得すれば過去と現在のチャートを毎日閲覧できる。アカウントを取得して相場変動を閲覧するだけなら無料だ。もちろんbitFlyerからビットコインの購入もできる。自分の目で確かめてからでも遅くない。更に勉強をしたい人は初心者から始める仮想通貨入門等を読んでみて情報収集をしても良いかもしれない。

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