妊娠超初期症状と妊娠周期の数え方

妊娠超初期症状ってどんな時期?

妊娠初期症状は妊娠16週までになりますが、妊娠超初期症状というものがあります。これは妊娠0週目〜3週目までの期間に起こる症状を指します。

まだ結婚していない女性にとって、または結婚していて子供が欲しい女性にとって、妊娠しているかどうか不安になったことがあるのではないでしょうか。次の生理が来るまで不安でしょうがない。多くの女性は排卵日から1〜2週間の時期にどんな初期症状があるのかが一番知りたいところだと思います。

生理が予定日に来ないので不安になって妊娠しているかもしれないという疑いを持った経験が一度はあるという人は少なくないと思います。

しかし、生理予定日に生理が来なかったからといって、すぐに妊娠検査薬で検査をしても正確な結果は出ません。実際に妊娠していても陰性と出ることがあります。少なくとも生理予定日から1週間経たないと適切な検査期間ではありません。

それでは、疑いのある性行為があった日から生理予定日1週間後までずっと不安な気持ちを抱えたままになってしまいます。

排卵日は次の生理予定日から逆算して14〜16日前頃になります。その頃に疑いのある行為があった場合は少なくとも3週間位は不安な気持ちを持ち続けます。

そこで、少しでも不安を取り除くためにも、妊娠超初期症状と妊娠周期についての正しい知識を得ることが大切です。

恐らく排卵日から数えて1週間が妊娠1週目と考えている人も多いことでしょう。しかし、実際に公式での妊娠周期の数え方は違います。

妊娠週数の数え方

この妊娠週数の数え方は、WHO(世界保健機構)によって定められており、妊娠した日ではなく、妊娠する前の最後に生理が来た日を起点とし、最終月経開始日を「妊娠0週0日」として起算します。妊娠周数は7日を1週間、28日を1ヶ月として計算します。

つまり、妊娠0週目もしくは妊娠1週目はまだ妊娠していません。また、その行為がまだ無い時期かもしれません。

妊娠0週目(生理中:生理開始日〜7日間)

妊娠週数は生理開始日から数えるので妊娠0週目は生理期間中になります。受精卵を作るための卵子も無い状態なので、性交渉がここで行われたとしても妊娠をする可能性は低い状態にあります。

妊娠1週目(生理終了後:生理開始7日目〜7日間)

妊娠1週目は生理が終わり、排卵に向けて卵子を作る時期です。生理が28日周期の人だと、次の生理開始予定日から数えて約14日前に排卵が起こります。29日周期の人であれば15〜16日前がこの排卵日になります。この排卵日の時期に性交渉を行うと、妊娠の可能性が高まります。ちなみに、妊娠の確立が最も高いのは排卵日ではありません。実は統計では排卵日の2日前頃が一番受精の確立が高まっているようです。また、排卵日翌日から妊娠の確率は下降していく傾向にあります。

この妊娠0週目〜1週目の時期には、まだ受精も起こっていないため、妊娠超初期症状が現れることはありません。

妊娠超初期症状が現れるのはいつから?


では、妊娠超初期症状が出てくるのはいつからなのか。これは早くて着床が始まる妊娠3週目の後半からです。

受精卵は妊娠3週目に着床し、妊娠が成立します。よってこの時期は妊娠が成立するかどうかが決まる大切な時期です。着床が完了するのは、受精後10〜12日頃です。ちなみに、早い人だと着床する時にチクチクする腹痛が起きたり、何かしらの症状が出る人もいれば何も症状が無い人もいます。

排卵の前後から基礎体温は高温期に入っており、妊娠3週目も高温期が続いています。妊娠していなければこのあと低温期に戻ります。

受精しない、あるいは受精卵が子宮膜に着床しないなどで妊娠が成立しなかった場合、プロゲステロンの分泌量が次第に少なくなり、それに伴い生理予定日直前に基礎体温がぐっと下がります。そのタイミングには個人差があり、生理の数日前に下がる人もいれば、1日未満の人もいます。

妊娠していればプロゲステロンが分泌がされ続けることから高温期が続き、妊娠4週目を迎えるにあたっても高温期が継続するかどうかも妊娠の判断基準のひとつになります。

プロゲステロンには基礎体温を上げる作用のほかに、受精卵が着床しやすいように子宮膜の厚さを維持する働きをしたり、胎盤ができるまで妊娠を維持する作用があります。

妊娠3週目の妊娠超初期症状


妊娠超初期症状の例

■基礎体温が高くなり、妊娠3週目から高体温期が3週間以上続く
→通常は生理予定日直前になると基礎体温が下がります。しかし、妊娠している場合はこの後もずっと高体温が続きます。ちなみに、基礎体温はきちんと婦人用の体温計で口で基礎体温を測るものを使用しましょう。

■微量の出血
→これは着床出血といって、生理予定日の約1週間前もしくは2〜3日前に起こります。

■風邪と似た症状が続く
→熱が出て、鼻水等の症状が出ることもあります。

■ 体がだるい、眠い、頭痛がする
→寝ても寝ても寝たりない、倦怠感に襲われます。

■ 腰が痛くなる
→受精卵が着床するタイミングで起こります。

■ 胸が張る、痛くなる
→通常より胸が大きくなったように感じることがあります。
この症状は早い人だと着床後すぐ、生理開始予定日の1週間前から起こる人もいます。この症状が生理開始予定日を過ぎても続く場合は妊娠の可能性が高くなります。

■ おりものの量や質が変化する
→着床後、おりものの量が増え、微量の出血がある場合もあります。2〜3日続くこともあるので生理と間違うこともありますが通常は生理のような多量の出血ではありません。妊娠をしていない場合は生理予定日直前になるとおりものの量も少なくなっていきます。

■ 腹痛、下腹部痛が現れる
→生理前の重い鈍痛の腹痛とは異なり、妊娠した時は子宮を広げようとする働きでチクチクした痛みがあります。

■ 胃が痛くなる
→人によっては食欲が減退することもあります。

■ 気持ちが悪くなる、吐き気がする
→つわりの症状が早い人でこの時期から始まる人もいます。

■ 頻尿、便秘、下痢になる
→子宮が大きくなっていくので膀胱が圧迫されて頻尿になることや、黄体ホルモンの分泌が続き、腸の働きが鈍くなることから便秘になる可能性があります。

■ 味覚、嗅覚が変わる。酸っぱいものが食べたくなる。匂いに敏感になる。
→いつもは平気で食べていた納豆の匂いが気持ち悪いと感じたり、満員電車で通勤する際に周りの匂いがいつもと異なり気持ち悪く感じたりします。

■ 肌が荒れる
→ホルモンのバランスで吹き出物が出ることもあります。

■ 落ち込みやすくなったり情緒不安定になる
→妊娠すると「プロゲステロン」「エストロゲン」と呼ばれる2種の女性ホルモンの分泌量に大きな変動が起こり、自律神経を乱してしまうのが原因です。

着床出血と着床痛

妊娠している時のおりものの状態としては透明で水っぽい、サラサラとした感じで量が増える症状が見られます。この場合は妊娠の可能性が高まります。ただし、着床出血があった場合は、薄い茶色から黄色っぽい色である場合もあります。

着床出血は微量の出血のことで、受精卵が子宮内膜に潜りこむ際に子宮壁を傷つけることで起こります。おりもののような質感で、薄い茶色や薄いピンク色をしており、生理に比べると出血量が少なく、ほとんどが数日以内に終わります。

着床出血は生理予定日の1週間〜数日前に起こることが多いとされますが、妊娠した人の中で着床出血に気づくのは、1〜2%とされています。

着床痛は受精卵が着床するタイミングに起こる痛みのことです。妊娠3週目の着床時期に腹痛があったという体験談をよく聞きます。しかし、着床痛は医学的に証明されていません。

よく似た症状のPMS(月経前症候群)


PMS(月経前症候群)とはどんなもの?

PMSとは、プレ・メンストラル・シンドロームの略で日本語では月経前症候群といい、生理前にも関わらず、女性のうち5〜8割ほどの人が何らかの体の変調を感じています。

生理予定日の1〜2週間前あたりから、色々な症状がでます。PMSの場合は、基本的に生理が始まると症状が和らぎます。

PMSの症状

生理前症状、別名月経前症候群(PMS)は、生理前に起こる症状の総称です。具体的な症状には、生理前にイライラしたり鬱になるなどの精神症状に加えて、身体的な自覚症状として、頭痛、下腹部の痛み、浮腫(下腿など)、めまいなどがあります。PMSの特徴としては精神症状を伴う場合が多いことです。これらの症状が始まるのは生理の数日〜2週間前ですが、生理がくれば急に軽くなる、もしくは全く無くなります。

原因

1.生理前にβ-エンドルフィンやセロトニンが低下する
β-エンドルフィンは脳内でモルヒネの役割を持ち、幸せな気分にします。また、セロトニンは脳内の神経物質です。よってこれらが低下することで、PMSの症状である鬱症状やネガティブ思考が起きます。

2. 生理前には、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効果が低下するため、血糖値を下げるために通常より多くのインスリンが必要になります。よって、食後すぐの2、3時間は低血糖状態になりやすくなり、精神的に不安定になる場合があります。特に、麺類やパンだけ、などの炭水化物だけの食事をするとそのあとこれらの症状が生じやすくなります。

妊娠超初期症状とPMSの症状の違い


腹痛

PMSで腹痛になるという人はよくいます。下腹部が何となく重い感じになる人、また、腹部だけに限らず、腰痛がひどくなるという人も多いのです。

しかし、妊娠超初期の腹痛を訴える人はなんとなく下腹部あたりがチクチクと何か針で刺されるような痛みがあったという人もいます。受精卵が子宮内膜に着床するときに子宮が大きくなる過程で着床痛というものを感じる人がいます。それが、まさにこのチクチクするような痛みであるようです。

PMSではそのような痛みの種類の人は珍しいので、腹痛でもどのような痛みであるのかということが重要です。

情緒不安定

妊娠の兆候と生理前症状は、それらの多くが起因する物質が同一です。妊娠超初期症状は、プロゲステロン(黄体ホルモン)によって生じるものが多いです。一方でプロゲステロンは普段の生理周期においても、黄体期から月経期にかけての約2週間の間に増加しています。そのため、妊娠の兆候と生理前症状はどちらの症状もプロゲステロンに起因しているものが多いため似通い、違いを判別することが困難に感じられます。

しかし、気づかない人が殆どですが、いつもの生理前症状と精神状態が違います。イライラの対象が「いつもと違う」感覚になります。

いつもイライラしていた対象が異なっていたり、これまで何も気にならなかったことが急に気になり始める傾向にあります。

例えば、人が食べ物に食べている時の噛んでいる音や匂いに敏感になったりすることもあります。これは身体が休みたいというサインを出しています。また、妊娠の場合は症状が重いことと、いつもより3週間以上ほど症状が長期間続いていることなどがあります。

PMSも妊娠超初期症状もこの情緒不安定や鬱症状のようなものはよく似ていますが、妊娠の場合は症状が重いことと、明らかにいつものPMSとは違う症状があるようです。不安になった時はいつもの自分のPMSの時の思考の傾向を思い出してみましょう。

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